グラフィックデザインを学ぼうと思ったきっかけは?
入学前のオープンキャンパスに参加した際に、「デザイン的思考を生かして社会のなかを生き抜く」という言葉に共感したことがきっかけです。個人をはじめ、地域や社会が抱えるさまざまな問題を、デザインという切り口で発見し・考え・解決していく。そのような試行錯誤を繰り返していくことで、単なる知識の詰め込みではなく、物事を根本的に良くするためのプロセスを学べるのではないかと感じたことから、この学科を選びました。
Adobeのアプリを初めて使ったのは?
入学直後に、PhotoshopとIllustratorを使った「パソコン演習」があって、Adobeのアプリに初めて触れたのはその授業です。当初は、操作法がわからなくてうまく扱えなかったので、これらのアプリに対する苦手意識がなかなか拭い切れなく、慣れるまでは苦労しました。
ACAを取得しようと思った理由は?
将来、クリエイターとしてスキルアップしていくうえで必要な知識が学べるほか、デザイン業界で不可欠なAdobeのアプリに関する自分の能力を証明したいと思ったからです。また、自分自身の理解が曖昧な部分や苦手な分野を克服するためにも、いままで授業で学んできたことの総ざらいをする良い機会だと思い、3学年に進級したタイミングでACA取得に挑戦しました。
受験した感想を教えてください
受験には、授業で使った教科書とACAの対策テキストを併用して、要点を絞りながら勉強して臨みましたが、試験では、操作の正確性やスピードも求められるため、付け焼刃の知識では通用しないと思う面が多々ありました。また、選択問題では、各アプリを扱うために知っておくべき必須知識も問われるので、わからない用語があった場合は、事前に一つひとつ理解しておくことが必要だと思います。さらには、知識だけでなく、実践を重ねて感覚的にパソコン操作ができるよう叩き込んでおくことも大切だと感じました。
資格を取得してもっとも良かった/役立ったことは?
自分のスキルを認められたことで自信がついただけではなく、デザイナーとして知っておかなければいけないことが試験対策のなかで身につきました。また、知らなかった用語や効率的な操作方法も覚えたので、大学でのプロジェクトや課題制作でそのスキルを大いに活用しています。さらには、作業の効率化とともに、作品表現の幅が広がった点も嬉しく思っています。
※掲載内容は2017年5月取材時のものです。