2025年7月27日(日)から7月30日(水)にかけて、米国オーランド(フロリダ州)の開催会場『ヒルトン・オーランド・レイク・ブエナ・ヴィスタ ホテル』で、アドビ認定プロフェッショナル世界学生大会2025決勝戦が開催されました。
第12回となる今大会では、決勝戦に進出した23カ国47人の各国代表が、学生に起業家精神のトレーニングと教育プログラムを提供する非営利団体「Networking for Teaching Entrepreneurship(NFTE)」 の課題(ポスター、ソーシャルメディア投稿用画像)を8時間で制作するという課題に取り組み、その技術とデザイン、創造性を競いあいました。
大阪芸術大学 芸術学部 デザイン学科 3年
堀江 志歩さん
今年はポスター2種類(カラーモード違い)とSNS投稿用スライド4枚の、計6枚を仕上げる必要があり、時間との戦いでした。私は当初想定していた時間配分からずれ込んでしまい、デザインデータの中身を満足いくまで仕上げきれず、悔しい思いが残ります。
テーマの意図を汲み取りつつ規定を守ってデザインするというのは、実際の仕事のようで、「何を一番に伝えたいのか」「何に時間を割くべきか」を上手く見極め、配分する力が重要だと感じました。これは今後の私の課題です。
今回の世界大会で得たことは、日本代表として、他国の学生たちと交流できたことです。世界という広い舞台に自分が立っているという実感に、緊張しながらもとてもワクワクしました。
交流の中では、私のつたない英語を理解しようと耳を傾けてくれる人がたくさんいました。試験面では悔いの残る結果となりましたが、日本代表としてこの大会に参加できたことは、私の人生の中で大きな経験になったのは間違いありません。
自分の周囲も含め、広い視点で課題を見つけ、コミュニケーションを大切にしながら、今後の進路に進んでいこうと思えるような舞台でした。
出張社長をはじめ、オデッセイコミュニケーションズの皆様、関わってくださった先生方、そして支えてくださったすべての方々、このようなチャンスをくださり、本当にありがとうございました。
私は、大学の先生が代表をされているデザイン事務所に3日間集中型でお世話になりました。過去3年分の大会課題に、自分なりの答えで取り組み、フィードバックをいただきました。
普段の授業では日本語フォントをメインに使っていたため、英語フォントの基礎知識や配置のパターン、プロが使うレイヤーの整理方法など、普段は意識していなかったスキルを学ぶ貴重な機会になりました。
大会では、写真・色・フォント・加工方法などが、推奨として記載されていることが多いのかなと感じました。一言一句すべてを反映させる必要はないと思いますが、重要なポイントを見極めて、クライアントがどのようなデザインを求めているのかを即座に判断する「判断力」と「スピード」がとにかく大切だと思います。
個人的には、デザインスキルを上げる練習よりも、まずは、情報の多い課題に対して制約を守りながら時間内に仕上げる練習(例:過去の日本代表選考課題を使って時間制限付きで取り組むなど)をしておくと良いと思います。
日本代表選考の課題は、世界大会の雰囲気に近く、時間もかかって難度も高いですが、その分、確かな力になると思います。
試験については、まず問題を的確に、素早く読み解く力が大切だと思います。想定よりも制約が細かく決まっているはずなので、データを整えるための時間を多めに確保しておくと良いと思います。
また、日本語の表現の多様さなど、言語の違いによって分かりにくい点も出てくると思いますが、分からないことは通訳の方にすぐ質問し、深く考え込みすぎず、とにかく手を動かすことが大切です。配布データの中にもヒントがあるので、直接データを触って確かめながら進めることで、アイデアが生まれることもあるかと思います。
それから、他の参加者との交流を怖がらず、積極的に関わることも、世界大会を自分の糧にする大きなポイントです。私はこの大会で、たとえ言葉の壁があっても、気持ちは伝わると肌で感じました。相手もまた、自国の代表として挑んでいる仲間です。こんなにワクワクする時間はなかなかないので、楽しむところは思いきり楽しむのが一番だと思います!
代表の方には、私が感じたことをもとに詳細なアドバイスを共有しますので、ぜひ気軽にご連絡ください!