現在のお仕事について教えてください
東京のデザイン事務所で、2015年からグラフィックデザイナーとして働いています。仕事の内容は、通販カタログや雑誌のレイアウトデザインをはじめ、企業の社内啓発ポスターや新聞広告のデザインまで、多岐にわたっています。入社当初は、先輩のアートディレクターの指示のもと、写真画像の加工やレンタルポジの検索、簡単な文字修正などのアシスト的な業務が大半でしたが、入社3年目を迎えた今年からは、クライアントとのやりとりを含め、一人で任される案件も少しずつ増えてきています。
いつ頃から、Adobeアプリケーションを使っていますか?
PhotoshopとIllustratorを初めて使ったのは、この職業を目指して、大学を中退してデザインの専門学校に入学する前の19歳のときです。もともとカメラや写真撮影が趣味だったので、以前からPhotoshopとIllustratorに触れる機会はありましたが、詳しいわけではありませんでした。しかし、この2つが使えないとデザインワークができないので、少しでも早く実際のデザインを進めていけるように入学前に独学で使い方を覚えました。
ACAを取得して良かったことは何ですか?
毎日の仕事のなかで、Adobeのアプリを使わない日はありませんが、ACAを取得したことで、自分がこれまでまったく使っていなかった機能が、まだまだあることを知りました。これらの機能を使うことで、デザインデータの入稿作業が軽減されましたし、同じような装飾をデザインに施す作業の正確さとスピードアップも可能になったので、そうした点はとても助かっています。
自分がデザインしたものが世の中に出ていくことに魅力を感じてこの職業に就いたので、Illustrator の利用スキルを高めたことで、デザイン表現の幅をもっと広げていければと思っています。
※掲載内容は2017年5月取材時のものです。