2016 ACA世界学生大会決勝戦の舞台裏の様子です。
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2016年フロリダ州オーランド
アドビ認定アソシエイト(ACA)世界学生大会
「最初、会場に入ってくる時、学生たちはとても緊張しています。でも、いったん画面に向かって操作を始めると、自分たちのよく知っていることをすればよいのだ、と気づきます。そして落ち着いて、良い集中の中で、すばらしい作品を生み出すのです。」
「この大会では毎年、非営利団体をひとつ選び、クライアントになってもらいます。一人ひとりの学生に配付される課題指示書には、その団体の使命、達成しようとする目標、ブランド利用ガイドラインなどが記載されています。学生たちに与えられる課題は、その団体が現実の広報活動などで実際に使用する作品を制作することです。」
「私たちは大会に参加している学生たちを、普段私たちのために仕事をしてくれるプロデザイナーたちと同じように扱いました。厳密なブランド利用ガイドラインを遵守し、かつ技術的に優れた作品を制作してもらうことを求めたのです。もちろん、参加した学生たちはそれぞれの国で認定資格を取得しているので、みな技術的にはとても優れたスキルを持っています。」
「認定資格を取得したということは、多くの人が使うこのソフトウェアの業界標準について理解しているということです。これは非常に重要なポイントです。なぜなら、あなたは世界一のアーティストになり得るのに業界で必要とされる重要な事柄を理解していないかもしれないからです。
また、さまざまな文化圏から集まってきたデザイナーたちが同じ課題に取り組んだとき、それぞれの背景や個性がどのように作品に反映されたかを見るのも、とても興味深かったです。」
「このポスターでは主にAdobe Photoshopを使っています。私の国には「カンポン・ボーイ」という人気漫画があります。マレーシア語で「村の少年」という意味です。絵を描くのにマスクツールや調整レイヤーをたくさん使いました。特に調整レイヤーは、レイヤーを使って色を重ねていく時にとても役に立ちました。手描きの作品を作るとき、Photoshopは技術的に強い味方です。私はたいてい絵を手描きするのですが、明るい感じを色で表現するのがずっと容易です。」
「私も、私達の団体も、とても高い期待水準を持っていました。そして学生たちの作品はその水準に到達していました。」
「この大会で学生たちが見せたパフォーマンスには本当に驚きましたし、とても感銘を受けました。世界各国から集まって来て、わずか8時間の制限時間のなかで、場外ホームラン並みの素晴らしい作品を作り上げたのですから。」
「往々にして自信を得るためには、誰かに「君にはスキルがある」と言ってもらうことが必要です。初めての仕事に就いたものの、自分には本当は実力がないのではないかと不安を抱く人はたくさんいるからです。でも、認定資格を取得し、このような大会に出場して素晴らしい作品と実績を残し、さらにその後もいくつもの作品を作って、実際に就職する頃には多くの作品のポートフォリオが出来上がっている、そうなれば将来に向けての驚くべき第一歩になると思います。」
第4回アドビ認定アソシエイト世界学生大会
背景の声
みなさんは夢をかなえることができるのです…
みなさんは世界一です…
233,000以上のエントリー
(ジェフ・ジョージ)
「これからも、より多くの学生たちが、われわれが予想もできなかったような形で、より質の高い作品を生み出していくでしょう。」
33名が決勝戦に出場
背景の声
さあ、お待たせしました。第一位は…
2:51 参加19カ国
背景の声
第二位は,,, ホワ・エ・イン
(ホワ・エ・イン)
「アドビ認定資格を取得することで、たくさんの新しいスキルを身に付けることができました。履歴書に記載するにも最高です。みんながこの大会に参加すべきだと思います。」
背景の声
第三位は…
3:11 世界各国のメディアで報道
3:23
次回 2017年7月30日~8月2日
2017年ACA世界学生大会 カリフォルニア州アナハイムにて開催
※赤字は、テロップ訳※