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世界学生大会2024 日本代表選考コンペ 日本代表・入賞者コメント

アドビ認定プロフェッショナル世界学生大会2024日本代表選考コンペで、池上さくらさん(京都芸術大学3年)がアドビ認定プロフェッショナル日本代表となりました。
池上さんは、7月に米国カリフォルニア州アナハイムにて開催される決勝戦に参加されます。各国代表はクライアントとなる非営利団体から与えられた課題を一日かけてデザインし、その技術とデザイン性、創造性を世界チャンピオンの座をかけて競いあいます。弊社より授与した表彰状を手に、決勝戦に向けたコメントを頂きました。
また、学生部門、社会人部門の入賞者のみなさまからも作品への想いや喜びの声を頂いています。

2024年日本代表選考コンペ入賞者作品

日本代表コメント

  • アドビ認定プロフェッショナル 日本代表
    京都芸術大学 ビジュアルコミュニケーションコース 3年
    池上 さくら(いけがみ さくら)さん

    私は高校生の時にAdobe製品に出会い、表現することの楽しさを知り大学進学後もデザインの道を選びました。デザインという世界共通の言語を通して、自分のレベルが世界でどの程度なのかを試したい。そんな時、世界学生大会を知り挑戦してみようと思いました。日本代表に選ばれ緊張はありますが、世界中の人々とスキルを見せ合い、交流できることがとても楽しみです。今自分ができる精一杯の技術で日本代表として成果を出せるよう頑張りたいと思います。

入賞者コメント

  • 学生部門 入賞
    海城高校 普通科 3年
    金子 逞(かねこ たくま)さん

    中学三年の文化祭のポスターやパンフレット作りの時にAdobe製品に出会いました。高校でもデザインを続け、文化祭のゲートに自分のデザインが採用された時は、技術の向上を実感し、それを契機にアドビ認定プロフェッショナルの試験を受けました。試験対策をしながらどんどんアプリに対する知識が深くなっていくのを感じました。
    デザインコンペには、自分の技術を試すチャンスと挑戦しました。国境なき医師団の理念を理解しデザインにどう組み込むか?最初はアイデアが全く思い浮かばず、一週間方針に悩みました。構図が決まってからはどんどん取り入れたいアイデアで溢れ、順調に進み、最終的には自信がある作品に仕上がったと思います。
    自分のデザインが評価される経験は初めてで、入賞の連絡を貰い、嬉しかったと同時に日本代表に選ばれなかった悔しさも感じました。
    将来は、自分の言語力を活かして世界中の人々と交流できる海外の大学への進学を考えています。なんらかの形でデザインと関わることになった時、この経験を活かせたらと思います。

  • 学生部門 入賞
    埼玉コンピュータ&医療事務専門学校 デザイン科 2年
    小久保 真暖(こくぼ まなと)さん

    昨年からAdobe製品を使うようになり、1 年間学校で基礎を勉強する中、授業の課題でコンペに取り組む時にこのデザインコンペを知りました。
    制作する際は、ターゲット層の方々が写真のインパクトが強すぎてあまり見たくないという声を聞き、イラスト主体にすることでその気持ちを緩和させながらも、国境なき医師団の現状をしっかり伝えられるように心がけました。作品では、伝えるべきところと自分のデザインを上手く噛み合わせることができたと思います。入賞の連絡が来た際はとても驚いたと同時に嬉しかったです。
    将来は、デザインで好奇心をくすぐり、日々の生活をより豊かにできるようなデザイナーになりたいと思っています。グラフィックデザインだけでなく、Web、動画編集、ゲーム制作と多岐にわたって幅広く勉強し、デザインの幅を広げるようにしていきます。

  • 社会人部門 1位
    媚山 昭彦(こびやま あきひこ)さん

    今回の課題における目的、そこから導き出されるゴールイメージとして、私は「戦場でも人道が守られる世界」を事前に設定し、そのアウトプットを技術の限り鮮明に表現することを重視しデザイン制作に取り組みました。
    作り上げた理想的な光景、その裏側には常に悲惨な現実が存在しているというギャップとその事実を、受け手がどう捉え、どう向き合うか、次のアクションを起こすきっかけになるような作品になればと願っております。
    入賞できた喜びは、これまで技術向上に費やしてきた時間の分だけ途方もなく大きなものでした。また新設部門での入賞ということでその喜びも一際です。
    今後もこの結果に甘んじることなく、デザイン1つ1つに与えられた課題、目的、ゴールイメージからアウトプットまで、常にその役割を意識できるデザイナーとして活躍の場を広げていきたいと思います。この度は入賞ありがとうございました。

  • 社会人部門 2位
    髙木 研(たかぎ けん)さん

    医療機関への攻撃が世界でいくつも起きている事実に、僕自身がまず驚愕しました。
    「平和な日本で生きている僕に何ができる?」「今こうして心を痛めている間にも医療への攻撃は起きているのか」と。
    今回の作品はそうした私自身の気持ちをダイレクトに表現したデザインです。
    課題の認知拡大、そして、国境なき医師団様への支援へとつながることを切に願っていますし、社会課題の解決をテーマにしたデザイン作成の機会をいただき感謝しております。

  • 社会人部門 3位
    青柳 美帆(あおやぎ みほ)さん

    この度は素晴らしい賞をいただき大変嬉しく思います。
    今回の作品は産科病院への攻撃について制作しました。日本では当たり前のように安心安全な場所で生まれてくる赤ちゃんを迎えることができます。しかし世界ではそれが当たり前ではないことを知ってもらうにはどのような作品にしたら良いか考えました。まず興味を持ってもらい、次にMSFのアカウントを見てもらえるようにあえてシンプルにすることで作品について見た方が自分なりの考えを持てるようにしました。