2024年7月27日(日)から7月31日(水)にかけて、米国アナハイム(カリフォルニア州)の開催会場『ディズニーランドホテル』で、アドビ認定プロフェッショナル世界学生大会2024決勝戦が開催されました。
第11回となる今大会は世界67か国から延べ9万9千人を超す学生が参加しました。決勝戦に進出した23カ国47人の各国代表は、職のない若者の就業支援に取り組む非営利団体「The Kings Trust International」の課題(ポスター)を8時間で制作するという課題に取り組み、その技術とデザイン、創造性を競いあいました。
この5日間の大会経験は、人生で最も貴重な体験となりました。
世界中から集まった学生がそれぞれの夢に向かって努力する姿に感銘を受け、日本国内で見ていた景色とは大きく異なる広い世界を実感しました。8時間にも及ぶ決勝戦試験も含め、数々の貴重な経験と学びを得ることができました。この大会で得た知識や経験は、今後の人生に大きな影響を与えてくれると信じています。
大会前の交流パーティーでは、民族衣装を着た人々や積極的に話しかけてくる参加者など、多様な文化や考え方に触れることができ、結果を重視していた当初の自分に対し、順位以上に大切なことがたくさんあることを実感させられました。各国の代表者たちと友達になれたことが、今回の最大の成果だと感じています。5日間を共に過ごしたMOS代表の菊川さんとは、プレッシャーを共有し励まし合う大切な仲間となりました。彼女の努力する姿に触発され、私も最後まで頑張ることができました。この世界大会を通して一生の友達ができたこと、本当に嬉しく思います。
日本代表としての機会を与えてくださった出張社長をはじめとするオデッセイコミュニケーションズの皆さまに心より感謝申し上げます。同行していただいたスタッフの皆さまから大会前の不安を和らげてくださった温かい言葉のおかげで、不安なく楽しい時を過ごすことができました。
また、来年の日本代表の方々には、気楽に楽しむことを目標にしていただきたいです。私は緊張や不安が強くなってしまい心の底から楽しむことができず、振り返ってみれば、もっと気楽に楽しんで挑戦して、世界から集まってきた優秀な人たちとたくさん交流したかったと思っています。
大会の主催者が言った「みなさんがこの場にいること自体がすでにチャンピオンなのです」という言葉は、私の脳裏に強く残っています。日本代表に選ばれ、その場にいること自体が素晴らしいことです。胸を張って楽しみ、多くの人と交流し、たくさん友達を作ってください。
そのためには、必要な英語力を磨いておくことも大切です。大会中は考えすぎず、とにかく手を動かしましょう。8時間はあっという間に過ぎてしまいます。与えられた時間を最大限に活用して、自分の力を存分に発揮してください。楽しむことを忘れず、自信を持って取り組んでください。