ACA世界学生大会2014 決勝戦レポート

  • 決勝戦翌日はディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーでの終日レクリエーションです。

    ここ、カリフォルニアのディズニーランドは、ミッキーマウスの生みの親・ウォルトディズニーが自ら構想・指揮して1955年に誕生した、世界初のディズニーランドです。幼いころからアートの才能に溢れていたウォルトディズニーが、初のアニメを創り上げたのは、なんと19歳の時。今回の決勝戦に集まっている各国代表の学生と同じ頃に手掛けた、ということになります。それも、約100年前のこと。PhotoshopやIllustratorもない時代。
    その世界観を堪能すべく、開園時間からアトラクションも楽しみながら、ディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーを回りました。
    細かな表現方法まで気になるようで、面白いものを見つけては、吸い寄せられるように見ていました。

    これだけ多くの人を魅了し続ける世界に浸ったことが、今後の制作活動に活かされることと思います。



  • 7:00AM
    ACA世界学生大会表彰式リハーサル
    朝食前に表彰式のリハーサルが行われ、表彰式の流れを確認しました。
    表彰式会場前には、決勝戦の作品がイーゼルで展示されました。
    ACA代表の学生たちは、全く同じ課題を受けて完成させられたものとは思えないほどのバラエティに富んだ作品の数々。PhotoshopやIllustratorといったアプリケーションを使いこなすスキルの高さを見て、お互いに刺激を受けていたようです。

    表彰式会場
    表彰式会場

    各国代表の作品展示
    各国代表の作品展示

  • 9:00AM
    ACA世界学生大会表彰式
    表彰式は、大会を主催するサーティポート社 マーケティング担当バイスプレジデント クレイグ・ブッシュマン氏の登壇で幕を開けました。各国代表を称える言葉や決勝戦作品の審査の様子が語られました。
    続いて、今回の決勝戦作品の依頼主であるKivaのアダム・ファーマー氏より、素晴らしい作品を完成させた代表たちにお礼の言葉が述べられました。
    出場した全員が登壇し、自分の名前と国名をマイクで言ってから、表彰状を受け取り、記念撮影を行います。
    いよいよ決勝戦結果の発表です。会場前面のスクリーンに上位10名の名前と作品が発表される旨が告げられ、会場内が緊張感に包まれました。
    第10位から発表が始まり、髙瀬さんは第9位として紹介されました。狙っていたのは、世界チャンピオンだっただけに、複雑な表情を浮かべていました。
    今回は、審査員による順位を発表した後に、更に作品を見た投票によって、Kivaでの使用が決定されるという運びになっており、その作品も発表されました。
    今年からは、実際の大会審査員から直接評価内容を聞くことができるようになりました。
    髙瀬さんも悔しい思いをしながらも、どうやったらもっと上位に入ることが出来たのか?を聞くため、審査員の方の話を自分の作品の前で聞きます。
    「デザイン、配置、スキルは素晴らしい!」と、非常に高評価でした。
    「今回の場合は、もう少し明るい色を使うと良かった」などなど。
    きっと、これからも作品を創り上げていく中で、今回の経験が生きることと思います。

    Kivaのアダム・ファーマー氏
    Kivaのアダム・ファーマー氏

    壇上で表彰状を受け取る髙瀬さん
    壇上で表彰状を受け取る髙瀬さん

    順位が発表された際のスクリーン
    順位が発表された際のスクリーン

    作品前で審査員からの評価を聞く髙瀬さん
    作品前で審査員からの評価を聞く髙瀬さん

  • 12:30PM
    ホテルでの昼食
    いつもの食事会場にてランチ。
    サーティポートの方々、すっかり友達になった各国の代表たちとお別れの挨拶をかわしました。
    昼食後、決勝戦直後の体験談の執筆をしつつ、少しゆっくりと過ごしました。



  • 6:00PM
    全員そろって夕食
    ホテルの近くにあるピザ屋さんで、大きなピザをいただきました!
    外で食べても、とても過ごしやすく、帰国を前に大会を振り返りながら、話が盛り上がりました。